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ダーツマニアックス! - DARTS MANIAX

KTM.がダーツマニアの日常とダーツ愛を赤裸々に綴る

本当はこういう説明の方がいいかな? 例)Zephyr 小野寺歩モデル

インプレに関して、サラッと書くことが多いんですけど本当はこういう説明がしたいんだよねというのをちょっとやってみたいなと。

正直、バレルデザインの「ネタバレ」的な感じになってしまうので書いていいのか悪いのか(笑)
でも、他の業種のインプレはもっと詳細ですからね。
「こういうふうに考えてデザインしたんですよ」というのが伝わってもらえたら嬉しいなぁと。
数値なんて計れば分かっちゃうことですしね。

さてさてまずは、昨年末に発売したZephyrの小野寺歩モデル。
Zephyrというバレルブランドはスタートしてからまだ1年経っていませんが、既にJAPAN・PERFECT共にオフィシャルメインスポンサーに名を連ねる北海道・札幌発信のブランドなんですね。
北海道というと先駆者としてはSECRETという旭川を拠点としたって言っていいのかな?これまたなかなかいいデザインが揃っているブランドがあるわけで、今年から本格的にそういう流れが出来そうな「地バレルブランド」であるのが特徴。
まぁ、元々有名どころでいうとDMCは大阪・MONSTERは岡山と地元発信のブランドが世界規模に展開しているという図式がバレルブランドではありますよね。

札幌というと、元々ハードダーツでしっかりとした地盤が出来ている地域で強い選手も多い。
ひょって入ったお店にいきなり強い選手がいたりという、レベルの高い地域でもあります。そしてリーグを非常に大事に運営しているのも特徴。
正直、北海道からだと地方に行くのには飛行機がマストでありなかなか旅費の面からも選手がツアーを追うのはキツい。
なので、「選考会」として毎月派遣費用を持つトーナメントをしていたり、Zephyrの様に「北海道から全国へ』というのを基本コンセプトの一つとして掲げていたり、PeeWeeという会社がプロへの支援等色々なことはありつつも(これはどこの地域も一緒ですけどね(笑))何気にしっかりとした足組が出来つつある地域なんですよね。
まぁ「でっかいどう北海道」というくらいですから、北海道内でツアーサーキットも出来ちゃうわけです(笑)
年間で12試合以上ある「道内でのツアーサーキット」でも各開催地に特色があって面白い。

そんな土壌で必要とされたバレルは、道内でも実力上位で名を馳せている歩ちゃん。
投げ方が男性っぽいので(笑)、女性というイメージよりも「関節が柔らかい男性が試合で使用する」というものを頭の中でイメージしてデザインしました。

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まず、重要だったのが絞りポイント。
最終的には先端から25mm付近(下の画像の赤い部分)としてスタート。
この値って抜けが良く且つバレルに力が乗りやすい中心の値と考えてもいいくらい。
18〜26mmくらいを基準値として、自分にとっての一番いい絞りのポイントを大体覚えておいて、それから長短で合わせていくのかそれともこの長短に最大径を絡めて考えていくのがで、より自分の好みがわかってくるという感じかもしれませんね(^^)
なので、飾りカットどうこうではなくてこの「絞りポイント」がグリップにとってもグリップディスタンスにとっても、又は自分が必要としているテーパーにも関係してくるのでなかなか重要な数値なんですね。

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ぶっちゃけこれさえ気持ちが良ければ、後は親指の当て方と大きさに合わせたグリップ部分があれば完成(笑)
なので、このバレルは飾りカットをあまり入れずに「選手プロトモデル」感を出したかったんですねぇ(笑)

閑話休題。

そして、グリップ部分(上の画像で黄色い部分)は僕の中の黄金比率というか「この数値だとまず許容範囲が広くて取り回しやすい」と自負している「13mmテーパー」というのを基準として少し伸ばしつつ、そしてそれをショートシャークが入っている部分にRをつけてこのバレルの性格を浮き彫りにしたいなと。

性格的には「見た目は生意気そうだけど、投げてみたらすごい優等生じゃん」(笑)っという感じに。

大きな開きのシャークカットよりもショートシャークの方がおとなし目の性格なんですけど、それをさらにしっかりパワーを逃がさないようにRで調整。
なので、綺麗に高さが出てくれるので投げていて「これ楽だよねぇ」という印象にしたかった。
そして、親指を寝かせてグリップする人にはテーパー全体を、そして親指を寝かせずに当てて構える人にもわかりやすいようにグリッピングポイントを設定しています。
これが正直難しかったなぁ。どちらのタイプにもハマるというバレルは「芯がボケてしまう」きらいがあって結果的に「う〜ん微妙」というどっちつかずのせいかくになってしまう。
その出来るだけ中間を見定めて、どちらでも「パーンと飛んで行ってくれる」という当たりを出すために設計図面だけで40タイプ超え(笑)
まぁ40タイプもあると段々自分でも「あれ?どれだっけ?」となるのを必死に思い出しながらという作業になったわけですね。

ただ、今回は「シグネイチャーモデル」なわけですから本人が最終的には投げやすいものをチョイスするわけで、若干の修正も頭に入れておきながらの数値設定をして完了。

とにかく高ささえ出てくれれば安心して後はコントロール出来ると考えている人や、バレルにパワーが乗らなくて困っている人、そしてバヒュンっと飛んで行って欲しい人向けのバレルかな?
「飛ばないバレルの方がコントロールしやすい」という方には飛びすぎるかもしれません。。。

ってな感じで、一つのバレルにもその土地のバックグランドやそのバレルブランドの成立した経緯、そして実際のデザインにおいてもそれを鑑みてデザインしているというのがあるんですよね。
もちろん、何も考えずに作り出すのもいいと思います。
でも、僕の作り方は土地や成立した思いや、その選手のこと全て考えて作った方が時間は確かにかかるけど面白い。

昔はただ「デザインする」だけだったとは言いませんけど、途中から「こういう背景があるから、こういう性格のバレルが面白いんじゃないかな」と作るのが楽しいですねぇ(^^)



結局、しっかりインプレって思うと文章だけでダラダラと長くなってしまいますよね、ごめんなさい!


KTM.ktm999 トラックバック(0) 2015年03月11日06:04

KTM. 紹介

2003年03月
burn.ハウストーナメントをSoul(s)渋谷で企画・運営。
[SSL]渋谷ソフトティップダーツリーグを起案・運営。
2004年02月
ダーツブランド「Trinity」をプロデュース。
2004年05月
burn.Invitationalをプロデュース。
2004年09月
ASTRA DARTSプロデュース。
2004年11月
burn.Invitational「DoubleImpact」プロデュース。
2005年04月
burn.JapanTour2005をプロデュース。
2005年05月
TripleightUniversalBarrelsを立ち上げ。
2005年08月
Allstar Weekendを設立・起案・プロデュース。
2005年10月
BullshooterEurope日本代表監督。
2006年01月
5社合同トーナメント「ONE」プロデュース。
2006年03月
業界を一休みして(笑)、[KDP.]KTM.DARTS PROJECTを開始。
2006年05月
Grooveightをプランニング・バレルデザイン。
2006年12月
burn.LadiesClassic(bLC.)プロデュース。
2007年01月
[SRC]Sunday Royal Classic原案プランニング。
2007年02月
USAGIのプレーヤー育成・バレルデザイン。
2007年04月
D-CROWN、原案プランニング。
2007年08月
burn.JapanTour2007プロデュース。
Bullshooter International原案プランニング。
2008年05月
WWPセレクションをプランニング。
2008年11月
MAX Invitationalをプランニング。
2009年05月
Steelersの原案プランニング。
2009年08月
dmc|888 UNITE09共同デザイン。
Flight-L 「ROCKET FLIGHT」デザイン。
2009年10月
USAGI×EDGE SPORTSコラボレーションバレルデザイン。
スポンサード:
-Triple A Inc. -FiGARO DARTS. -RON Inc. -Reb International. -dmc|888 -LIP POINT -FLIGHT L -LARO SHAFT -tac Factory -ACID DC. -木人軒 -松本忍者 -makeup square. -ADA HKG. -EDGE SPORTS
Home:
CASINO DRIVE YOKOHAMA(ここ2年行ってない(T T))

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